1980年代のシュノーケリング

1980年代のシュノーケリングは、1970年代に比べて装備や技術が少しずつ進化し、レクリエーションとしての人気も高まっていきました。この時代のシュノーケリングの特徴を以下にまとめます。

装備の進化
マスク:

マスクのデザインは改良が進み、視界が広がるような大きめのレンズや、フィット感を向上させるための改良が行われました。ゴム製からシリコン製への移行が進み、フィット感と快適性が向上しました。
曇り止め技術も少しずつ改良され、曇りにくい加工が施されたマスクが登場しましたが、曇り防止のための唾液使用はまだ一般的でした。
シュノーケル:

シュノーケルには排水弁(ピュージバルブ)が付いたものが登場し、水を排出しやすくする工夫がされました。スプラッシュガード付きのモデルも少しずつ普及し始めました。
マウスピースのデザインも改良され、長時間使用しても快適なものが増えてきました。
フィン:

フィンは、ゴム製に加え、プラスチック製の軽量なものが増え、推進力と耐久性が向上しました。フィンのデザインも多様化し、用途に応じたさまざまな形状が登場しました。
フルフットタイプとストラップタイプの両方が利用され、特に旅行先での使用を考慮した軽量で携帯性の高いフィンが人気でした。
ウェットスーツ:

ウェットスーツの素材は改良が進み、ネオプレン素材が普及し始めました。これにより、保温性と柔軟性が向上し、寒冷地でも快適にシュノーケリングを楽しめるようになりました。
デザインも多様化し、色や柄のバリエーションが増え、個々の好みに応じた選択が可能となりました。
技術とスタイル
ダイビング技術:

シュノーケリング技術は、より多くの人々に普及し、基本的なテクニックや安全対策に関する情報も増えました。シュノーケリングのガイドブックや雑誌が登場し、情報が広がりました。
自己流だけでなく、簡単なトレーニングや講習を受けることが一般的になり、安全で効率的なシュノーケリングが推奨されるようになりました。
楽しみ方:

シュノーケリングは、リゾート地や観光地での人気アクティビティとして定着しました。特に、ハワイ、カリブ海、南太平洋の島々などが人気のスポットとなりました。
家族連れや友人グループでの楽しみ方が一般的で、浅瀬やサンゴ礁の周りで色とりどりの魚や海洋生物を観察する楽しみが広がりました。
安全性
安全対策の向上:
シュノーケリングの安全性に対する意識が高まり、バディシステム(仲間同士でお互いを見守る)が推奨されるようになりました。安全に関するガイドラインやルールも徐々に整備されました。
救命胴衣の着用や浮き具の使用が推奨され、安全意識の向上が図られました。
環境意識の高まり
環境保護:
1980年代には環境保護の意識が高まり、サンゴ礁や海洋生態系を守るための取り組みが始まりました。シュノーケリングツアーでも環境保護の観点からの教育が行われることが増えました。
シュノーケラーが触れたり傷つけたりしないよう、サンゴ礁や生物を守るためのルールが設定されるようになりました。
まとめ
1980年代のシュノーケリングは、装備や技術の進化とともに、より多くの人々に広まりました。装備の快適性や安全性が向上し、観光地でのレクリエーションとして定着しました。また、環境保護意識の高まりも見られ、サンゴ礁や海洋生態系を守るための取り組みが始まりました。シュノーケリングは手軽で楽しいアクティビティとして、多くの人々に親しまれるようになりました。

 

 

〜1980年代の音楽/ピアノ演奏一覧はこちら〜
この年代の音楽/ピアノ演奏

 

「また、シュノーケリングに関連した広告掲載の問い合わせや投稿代行サービスも随時ご相談受付中です。詳細は下記LINEよりお問い合わせください」

 

代行サービスLINE

 

 

 

関連記事

VLOGMAP

TOP