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初島(静岡県熱海市)は、熱海港からフェリーで約30分、首都圏から最も近い離島として知られるシュノーケリングの人気スポットです。黒潮の影響により透明度が高く、色鮮やかな熱帯魚や豊富な海洋生物を観察できることから、沖縄と並ぶ国内屈指のシュノーケリングエリアとして評価されています。2025年の最新情報を基に、初島(初島港周辺)のシュノーケリングスポットの詳細を以下にまとめます。初島(初島港)のシュノーケリングスポットの特徴海の環境と透明度 初島は相模灘に浮かぶ離島で、黒潮の影響により海水の透明度が非常に高い(コンディションによっては10m以上)。ソラスズメダイ、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ、メジナ、アイゴ、ホウセキキントキ(稀)、イカなど、多彩な魚種やイソギンチャク、サンゴが観察可能。
初島港(第一漁港)を中心に、波が穏やかで初心者や子供連れでも安心して楽しめるエリアが揃う。外洋に面しているため、魚影が濃く、南国のような海中景観が魅力。
主なシュノーケリングポイント
初島には3つの主要なシュノーケリングスポットがあり、レベルに応じて選べます():
第一漁港(初心者・子供向け) 初島フェリーが発着する港内で、堤防に囲まれ波がほぼない安全なエリア。最大水深約3mで、浅瀬から徐々に深くなるため初心者や子供に最適。
ソラスズメダイやマダイの幼魚、シマハギなどが見られ、魚影が濃い。フェリー航路とはブイで区画分けされており、安全性が高い。
注意:フジツボや滑りやすいスロープがあるため、マリンシューズ着用推奨。
カミネ(中級者向け、教室引率限定) 第一漁港から防波堤沿いに泳いでアクセスするポイント。2021年以降、安全と資源保護のため初島スノーケリングセンターの教室引率限定。
コバルトブルーのソラスズメダイやサンゴイソギンチャク、クマノミの幼魚などが豊富。冒険気分を味わえるが、泳力が必要。
テラシタ(上級者向け) 食堂街前の岩場エリアで、潮の影響を受けやすく水深も深い。カラフルな小魚から大型魚の群れまで観察可能で、ダイナミックな地形が特徴。
注意:岩場での入水は足場が悪く、怪我のリスクがあるためシュノーケリングブーツ必須。ダイビングエリアとの境界(ブイロープ)を守る。
アクセスと施設 アクセス:フェリー:熱海港から富士急マリンリゾート運航の高速船で約25~30分。往復料金:大人2,800円、子供1,400円(2025年情報)。1日10本程度運航、時刻表は公式サイト(https://www.hatsushima.jp/)で確認。
車:東名高速厚木ICから熱海港まで約60分(小田原厚木道路・国道135号経由)。熱海港駐車場は最大1,600円/日。
公共交通機関:JR熱海駅からバス(7番乗り場、熱海港・後楽園行き、約15分)またはタクシー(約10分、1,500円程度)で熱海港へ。
初島スノーケリングセンター():
所在地:静岡県熱海市初島201-2(初島港すぐ、徒歩数分)。
営業期間:2025年7月19日~9月中旬(予定)、9:00~16:00。
設備:更衣室、温水シャワー(フリーリストバンド購入で利用可)、ロッカー、器材レンタル・販売。レンタルフルセット約2,500円、教室参加者は割引あり(1,500円)。
シュノーケリング教室:小学3年生以上対象、1人5,800円(90分、器材レンタル込み、現金のみ)。事前予約(ネット/FAX)推奨、電話(090-3157-4015)。
日本スノーケリング協会公認インストラクターが常駐し、初心者向けに丁寧な指導を提供。
2025年の最新情報 海開き・遊泳期間:2025年7月19日(土)~8月24日(日)、遊泳時間9:00~16:00(一部エリアは9月まで開放)。
水質:静岡県の水質調査で「AA」ランク、透明度が高く清潔。
安全対策:ライフセーバー常駐(夏季)。ライフジャケットや浮き輪の使用推奨。
遊泳は指定エリア(第一漁港、テラシタ、カミネ)のみ。他の海域での遊泳は漂流事故のリスクがあり禁止。
ウェットスーツ着用は密漁者と誤認されるため禁止。
漁業権により、伊勢エビ、アワビ、サザエ等の採取は厳禁(違反者は漁協や海上保安庁に通報)。
海況:8月18日時点で晴れ、波は穏やか(最新情報は初島スノーケリングセンター公式サイトhttp://www.shima-snorkeling.com/または熱海市観光協会0557-85-2222で確認)。
イベント:初島・熱海間団体競泳大会(8月上旬、12km、3人1組)が開催され、観光客も観戦可能。
周辺施設と観光 海泉浴 島の湯():初島港から徒歩10分、ミネラル豊富な海水温泉(大人900円)。相模湾を望む露天風呂でリラックス可能。
初島アイランドリゾート:ハンモックやカフェ、アスレチック「SARUTOBI」など南国風のアクティビティが充実。
飲食:食堂街(力丸、坂下、さかやなど)で海鮮丼や地魚料理を提供。濡れた水着での入店は不可のため、着替え必須。
観光スポット:初木神社、初島灯台、江戸城石切り場、PICA初島のフォトスポット(黄色いポストなど)。
宿泊:エクシブ初島クラブ、PICA初島のコテージ、民宿。熱海後楽園ホテルやリブマックスリゾート熱海oceanも選択肢。
おすすめのポイントアクセスの良さ:東京から約90分(新幹線+フェリー)で到着可能な離島。日帰り旅行に最適。
初心者・子供向け:第一漁港は波がなく安全で、シュノーケリング教室が充実。家族連れに人気。
魚影の濃さ:黒潮により熱帯魚や大型魚が豊富で、沖縄に匹敵する海中体験が可能。
周辺の魅力:シュノーケリング後に温泉や海鮮グルメ、アスレチックを楽しめる総合リゾート。

注意点安全装備:マリンシューズ、長袖ラッシュガード、ライフジャケット必須。8月下旬以降はクラゲに注意。
ルール厳守:指定エリア外での遊泳、魚介類の採取、モリ・ヤスの使用は禁止。
準備:日焼け止め、帽子、飲み物、保冷バッグ持参。島内の売店は限られるため、熱海港で調達推奨。
混雑:夏季はテントや人が多く、透明度がやや低下する場合あり。9月は人が少なく透明度が高いベストシーズン。

まとめ初島(初島港)は、透明度が高く魚影が濃いシュノーケリングスポットとして、初心者から上級者まで楽しめる場所です。第一漁港は子供連れや初心者に最適、カミネやテラシタは冒険を求める中上級者に適しています。初島スノーケリングセンターのサポートや周辺の温泉・グルメも充実しており、日帰りでも充実した体験が可能です。

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