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一湊海水浴場(いっそうかいすいよくじょう、鹿児島県熊毛郡屋久島町)は、屋久島北部に位置する島内最大の海水浴場で、隣接する元浦(もとうら)シュノーケルポイントと合わせて、透明度の高い海と豊かな海洋生物が楽しめる人気のシュノーケリングスポットです。天然の入江に囲まれた穏やかな海は、鹿児島県内の海水浴場水質ベスト1に選ばれたこともあり、初心者や家族連れにも適しています。以下に詳細をまとめます。
特徴透明度と景観: 透明度10~20m(天候や潮汐による)で、エメラルドブルーからコバルトブルーの海が広がる。白い砂浜(約500m)と岩場が混在し、遠浅ではないが波が穏やか。矢筈岬と一湊漁港に囲まれた入江は風や波の影響を受けにくく、シュノーケリングに最適。ウミガメの産卵地としても有名で、夕陽や星空も美しい。
海洋生物: 元浦シュノーケルポイントでは、カクレクマノミ、ソラスズメダイ、キビナゴの群れ、オヤビッチャ、キンメモドキ、ハナダイ、アオウミガメ、サンゴ(テーブルサンゴ、枝サンゴ)が観察可能。浅瀬(1~3m)でも魚影が濃く、沖(5~10m)ではウミガメや回遊魚に遭遇する可能性が高い。
安全性: 波が穏やかで初心者向けだが、遠浅ではなく急に深くなる(3~5m)ため、ライフジャケット必須。岩場での怪我防止にマリンシューズとグローブ推奨。海開き期間(7月19日~8月31日、9:00~17:00)は監視員がいるが、9月以降は不在。単独遊泳は避け、バディシステムを。危険生物(ウミウシ、クラゲ、ヒトデ)に注意。
主なシュノーケリングポイント元浦シュノーケルポイント(一湊海水浴場東浜):特徴: 一湊海水浴場の駐車場を挟んだ東側の岩場エリア。屋久島で最も人気のシュノーケリング・ダイビングスポットで、「クマノミ村」とも呼ばれる。浅瀬でカクレクマノミやオヤビッチャの群れ、キビナゴの大群が見られ、ウミガメ遭遇率も高い。
注意: 岩場は滑りやすく、ウニやフジツボに注意。うねりや潮流(海面の色が異なる部分)は避ける。ライフジャケット必須。
一湊海水浴場(西浜):特徴: 白い砂浜エリアで、砂地のため魚は少ないが、透明度が高く泳ぎやすい。子供や初心者向けで、波打ち際での水遊びや軽いシュノーケリングに適している。
注意: 急に深くなる(3m以上)。砂が熱くなるためビーチサンダル推奨。
左右の岩場(海水浴場両端):特徴: ビーチの両サイド(矢筈岬側と漁港側)の岩場は、浅瀬でもオヤビッチャやキンメモドキが見られる。引き潮時にシュノーケリングがしやすい。
注意: 波の影響を受けやすい。岩場での怪我に注意。
設備とサービス施設: 無料駐車場(50~80台、予約不要)、トイレ(ペーパー常備、比較的清潔)、更衣室(コンクリート製、無料水シャワー3基)、屋根付き休憩所(水道付き)。海の家(7~8月、不定休、かき氷・軽食500円~、浮き輪レンタル)は夏季限定。ゴミは持ち帰り必須。
レンタル: 海の家で簡易シュノーケリング装備(マスク、浮き輪、500円~)や子供用ライフジャケットのレンタルあり。フルセット(マスク、シュノーケル、フィン、ウェットスーツ)はツアー参加推奨。個人購入ならマスクセット2,000円~、マリンシューズ1,500円~(楽天市場)。
ツアー:屋久島ダイビングサービス もりとうみ(電話: 0997-46-2133、https://www.asoview.com):半日シュノーケリング(3時間、6,000円、7歳~、4~10月):器材、ガイド、保険、ドリンク、写真撮影込。初心者向け、送迎可(永田~安房)。
ウミガメシュノーケリング(3時間、7,000円、7歳~):ウミガメ遭遇を目的、写真・動画無料。
キャンセル料: 7~4日前30%、3~2日前40%、前日50%、当日100%。
DIVE ANCHOR(電話: 090-1971-7080、https://yakushima-diving-anchor.com):半日コース(6,500円、6歳~):水中スクーターオプションあり(+2,000円)。
タイドプール撮影会(5,000円、3歳~):浅瀬でウミウシや小魚を撮影。
予約: アソビュー(https://www.asoview.com)またはじゃらん(https://www.jalan.net)。当日予約可(空き状況次第)。
アクセス所在地: 鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊
車: 屋久島空港から県道77・78号で約35分(20km)、宮之浦港から15分。駐車場無料、看板あり。
公共交通: 宮之浦港から種子島・屋久島交通バス「永田行き」で「矢筈」下車(20分、500円)、徒歩1分。バス時刻表は屋久島町HP(https://www.town.yakushima.kagoshima.jp)で確認。[](https://yakushima.fun/see-issou/)
注意: 夏季は駐車場混雑なし(縄文杉観光が人気のため)。雨季(6月)は透明度が落ちる可能性。
開催期間海開き: 2025年7月19日~8月31日(9:00~17:00、監視員配置)。通年遊泳可能だが、9月以降は自己責任。6~9月(水温22~26℃)が最適、9月は透明度が高く穴場。
ツアー: 4~10月(事業者による)。冬季は要確認。

注意点安全対策:ライフジャケット、マリンシューズ、グローブ必須。岩場での怪我やクラゲ(8~9月)に注意。
潮流やうねり(白波や海面の色の変化)に注意。風向きは気象庁(0997-22-177)で確認。
緊急連絡先: 屋久島観光協会(0997-46-2333)。携帯電波は良好。
禁止事項:ウミガメへの接触、砂浜の掘削、ゴミ放置、BBQ、キャンプ禁止。ウミガメ観察は「永田ウミガメ連絡協議会」(0997-46-2333)のツアー推奨。
その他:飲食物持参推奨(海の家は不定休)。最寄りコンビニは宮之浦(車15分)。
防水カメラ(GoPro、2,000円~)や保冷バッグ(7~10L、1,500円~)で快適に。
周辺温泉: 平内海中温泉(車30分、200円、干潮時のみ)でリラックス。
おすすめポイント一湊海水浴場は屋久島最大のビーチで、元浦シュノーケルポイントは「クマノミ村」として知られ、浅瀬でも熱帯魚やウミガメが見られる。 初心者向けツアー(もりとうみ、DIVE ANCHOR)は器材レンタルとガイド付きで安心、子供(6歳~)も参加可。
じゃらん口コミ4.8/5(もりとうみ、10件)で「透明度抜群、ウミガメに感動」と高評価。フォートラベル3.5/5(まんごさん、2017年)で「浅瀬でオヤビッチャが豊富」と評判。
周辺観光: 矢筈嶽神社(徒歩10分、赤い鳥居)、志戸子ガジュマル公園(車5分、240円)、ウミガメ館(車10分、無料)。グルメは「若潮」(車10分、屋久サバ丼1,500円~)。
一湊海水浴場と元浦は、屋久島の自然美と海洋生物を満喫できるスポットです。

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